雪の熟成
Snow Aging Process
About Yukimuro
雪室とは
雪室(ゆきむろ)は、新潟県魚沼地方に古くから伝わる天然の冷蔵庫です。 大量の雪を蓄え、その融解時の冷却効果により、室内は年間を通じて2〜4℃、 湿度85〜90%の安定した低温・高湿度環境が保たれます。
電力を使わない自然の力── この環境が、食材の熟成に理想的であることが、長い歴史の中で証明されてきました。
2〜4℃
保管温度
85〜90%
湿度
約 90 日
熟成期間
0 kW
電力消費
Process
熟成の4つのステップ
01
生豆の到着
ネパールから届いた
有機認証生豆を検品
品質基準をクリアした
豆のみを選別します
02
雪室投入
通気性のある麻袋に
小分けして雪室へ
豆全体に均一な環境を
確保します
03
低温熟成
約90日間
安定した低温と湿度で
豆の成分がゆっくりと
変化していきます
04
焙煎・出荷
熟成完了後
職人が最適な焙煎度で
仕上げ、新鮮な状態で
お届けします
Science
雪室熟成で何が変わるのか
安定した低温・高湿度環境下で長期間保管されることにより、 コーヒー生豆内部の遊離アミノ酸が増加し、 焙煎時にメイラード反応がより豊かに進行します。 結果として、まろやかな甘みと角のない口当たりが生まれます。
| 通常保管 | 雪室熟成 | |
|---|---|---|
| 保管温度 | 常温(15〜25℃) | 2〜4℃ |
| 湿度 | 不安定 | 85〜90%(安定) |
| 期間 | — | 約90日間 |
| 味わいの変化 | 経時劣化の可能性 | 甘み↑ まろやかさ↑ |
| 酸味 | 変動あり | 穏やかに落ち着く |
| エネルギー | 冷蔵庫使用時は電力必要 | 電力ゼロ(雪のみ) |
Q&A
熟成についてのよくある質問
はい。低温・高湿度環境下で長期間保管することで、生豆内のアミノ酸組成に変化が生じ、焙煎後の味わいにまろやかさと甘みが増すことが確認されています。
2〜4℃の低温環境ではカビの繁殖が抑制されます。また、通気性のある麻袋で保管し、定期的な状態チェックを行っています。
約90日を最適期間としています。それ以上の熟成は、味の変化が緩やかになり、品質管理の観点から90日を基準にお届けしています。